機能の低下などについて

鮭と和食

腎臓病患者にとって、食事療法はもっとも重要な治療である。食事療法の効果によっては腎不全の進行を遅らせたり、人工透析の導入を阻止したりできる。腎臓機能の低下は、尿素・窒素等・クレアチニン・ナトリウム等の排泄阻害を招き、身体に大きな負担をかけることになる。 腎臓病治療における食事療法は、たんぱく質・塩分等の制限が中心となる。どちらも身体にとって重要な栄養なので、食事制限は主治医や管理栄養士の指導の下で行う必要がある。それらの栄養素を制限した食品は療養特殊食品と呼ばれ、食事療法が負担になりすぎないよう、うまく活用してくことが大事だ。食事療法は、明確な効果を得られるまで数か月かかる。腎臓病には、目立った症状がないので地道な食事療法を続けるのが大切である。

現在、個人で行う食事療法の他に、宅配食サービスによる食事制限方法も利用されている。管理栄養士によって腎臓病患者に合ったメニューが用意されているので、毎日の食事療法に役立てることができる。食事の分量や、たんぱく質等の量を厳密に計る必要が無いので、長期にわたって無理なく食事療法を続けられるのが一番大きなメリットだ。食事内容はもちろん、食材も宅配会社が専属契約を結んでいる農家から仕入れているものが多いので、安全面でも心配ない。また、宅配食サービス利用によってストレスが減るのは患者本人だけではない。家族にとっても大きな助けとなる。 宅配食サービス等を上手に活用することで本人、並びに家族にとってもへ負担軽減とつながるのだ。